【体験談】20代で公務員を辞めたいならコレやっとけ！
こういったお悩みにお答えします。
いくら組織に不満があっても、若いうちに公務員を退職するにはかなり大きな勇気が必要です。退職後のことを考えると足踏みしてしまう人も多いでしょう。
しかしズルズルと決断を先延ばしにしていると、年齢が上がるにつれて選択肢がどんどん狭まっていくことに…。
この記事では
- 【体験談】20代で公務員を辞めた筆者の体験談
- 20代で公務員を辞めたいならコレやっとけ！
- 20代で転職に成功するコツ7選
- 20代で公務員を辞めてしまう理由
- 【大失敗】20代で公務員を辞めた筆者の体験談
- 公務員が「泥船化」する原因と、今日からできる対処法
これらについて解説していくので、最後まで読むと20代のうちに公務員を退職することのメリット・デメリットを理解し、あなたが次のステップに踏み出すべきかどうかがわかります。
公務員からの退職を検討している人は以下の記事も合わせてお読みください。公務員退職の現状に関する知識から実際の退職手続きまでを1記事で網羅的に理解できます。
【体験談】20代で公務員を辞めた筆者の末路
筆者はこれまで二度にわたって公務員を退職しており
- 一度目（20代）：公務員 ⇒ 別組織の公務員
- 二度目（30代）：公務員 ⇒ フリーランス
このような経歴を持っています。
結論から言うと、一度目の転職に関しては大失敗でした。筆者を取り巻く労働環境が大きく悪化してしまったのです。
転職理由が家庭の事情だったとはいえ「前の組織に戻りたいなぁ…」と思いながら働いていました。
ここでひどい目に合ったことが、30代で公務員 ⇒ フリーランスに転職するきっかけになりました。この転職に関しては大成功と言っていいでしょう。
「あなたもすぐにフリーランスになりましょう！」とまでは言いませんが、公務員以外の仕事もいいものですよ。公務員である今の自分に対してモヤモヤがあるのなら、民間企業への転職やフリーランスへの転身も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
転職にあたって筆者が考えていたことや転職後の詳しい状況などは、クソ長くなるので別記事で解説する予定です。
20代で公務員を辞めるなら転職がおすすめ
20代で公務員を退職する場合、民間企業への転職を真っ先に検討しましょう。
- 老後までが長い ⇒ ほかの手段でお金を稼ぐ必要がある
- 貯蓄額が少ない ⇒ 次のステップに進むための時間的な余裕がない
これらが理由です。
60～65歳になるまでの約40年間も生活費を稼がなければいけないため、安定した職業に就くほうがリスクが低いでしょう。ガッツリとスキルアップをするほどの時間がないことが多いため、なるべく早く次の収入源を確保するのが望ましいでしょう。
なにしたらいい？
ポイントです
20代で公務員を辞めたいならコレやっとけ！
公務員を退職後スムーズに転職を成功させたいなら、在職中に以下のような行動をとるのがおすすめ。
- 退職の理由を明確にする
- 長期的なキャリアプランを考える
- 転職先の情報をリサーチする
- スキルアップのための勉強を始める
- 上司や先輩に相談し、異動希望を出す
- 貯蓄を確保しておく
- キャリアカウンセリングを受ける
退職の理由を明確にする
まずはあなたが「なぜ公務員を辞めたいのか」を明確にしましょう。その理由によってどこに転職するかが変わります。
20代のときの筆者のように、公務員という働き方に疑問を持っていないのなら公務員間（ほかの自治体など）の転職もアリでしょう。
公務員間の転職は
- 転職のハードルが低い
- スキルがそのまま使える
- 待遇が同程度
これらのメリットがあります。転職先からは「即戦力」として扱われるため、比較的簡単に転職することができるでしょう。
しかしあなたの悩みが公務員特有のものである場合、それを解決するためには公務員から脱出する必要があります。
あなたは「なぜ」公務員を辞めたいのですか？
長期的なキャリアプランを考える
まだ20代のあなたが公務員を退職するにあたって、長期的なキャリアプランを考えることは必須です。老後までまだまだ長いですからね。
- ほかの組織で公務員として働き続ける
- 民間企業に転職する
- フリーランスになる
- スキルアップ期間にする
などなど多くの選択肢が。「一度民間企業に転職し、その後独立する」というようなパターンまで考え出すと、無限に等しい組み合わせが存在することになります。
この中から「あなたに合ったもの」を選び出すのはなかなか困難でしょう。新卒で公務員になった人は民間企業のことなんてわかるはずもありません。
そこでプロの意見を聞くことが重要になります。あなたの強み・弱みを分析したうえで、広い視野から選択肢を提示してくれますからね。
一人では考えつかないようなアイデアもたくさんもらえるはず。公務員退職後の身の振り方について真剣に考えたい人は相談してみましょう。
20代で公務員を辞めてしまう理由
一般的に、20代で公務員を辞めた人の理由は
- 仕事内容への不満
- 労働環境の厳しさ
- 年功序列と低い給与
- 転職による新たな可能性
このような意見が多いです。具体的に見ていきましょう。
仕事内容への不満
公務員の仕事は安定している一方で、業務内容がルーチン化していることが多く、自分の成長を感じにくいという声がよく聞かれます。特に、20代の若手公務員は、キャリアの初期段階で様々な経験を積みたいと考える一方で、役所の仕事が定型的で変化が少ないため、自己成長やスキルアップの機会が限られていると感じることがあります。
労働環境の厳しさ
公務員という職業は「安定している」と思われがちですが、部署によっては業務量が非常に多く、厳しい労働環境に置かれていることもあります。特に、市民対応や災害時の対応、行政改革の推進など、繁忙期や突発的な業務が多く、残業や休日出勤が常態化している部署も少なくありません。
年功序列と低い給与
公務員の給与体系は一般的に年功序列であり、若いうちは民間企業と比べて給与が低いと感じることがよくあります。特に、20代のうちにキャリアを積みたいと考える人にとっては、頑張ってもすぐに給与に反映されない仕組みに不満を感じることが多いです。民間企業では、成果に応じて給与や昇進が決まることが多いため、公務員の昇給が緩やかであることに不満を持つ人が多いのです。
転職による新たな可能性
20代で公務員を辞める理由の一つに、新しいキャリアに挑戦したいという積極的な理由もあります。20代は、キャリアの方向性を自由に変えやすい時期であり、民間企業やベンチャー企業での経験を積んで、自分のスキルやキャリアを広げたいと考える人が増えています。
20代で公務員を辞めたいと感じる理由は、仕事内容のマンネリ化や労働環境の厳しさ、年功序列による給与の低さなどが主な要因です。また、20代はキャリアの可能性を広げやすい時期であり、新たな挑戦や転職による成長を求める人が増えています。公務員という安定した職業にもかかわらず、こうした不満を抱える人は少なくなく、自分のキャリアを見つめ直すきっかけとなっています。
公務員が「泥船化」する原因と、今日からできる対処法
残念ですが、公務員という安定していない職業を選んだ人は、今後どんどん悪化していく労働環境と向き合っていかなくてはなりません。公務員はもはや「沈みゆく泥船」なのです。
- ほとんど仕事をしてない人が高給取りなのはおかしい
- 割り当てられる仕事量が、周りと比べてやたら多く感じる
- 古くて非合理的な仕組みが多く、やりがいを感じられない
こんなふうに思ったことがある人は特に要注意。このまま思考停止で働き続けていると、悪化していく労働環境に押しつぶされ精神を病むなど人生が台無しになってしまうかもしれません。
筆者も以前は公務員が泥船であることに気づかず、「定年まで公務員なんだろう」と思考停止で過ごしていました。組織への不満や理不尽さにモヤモヤを感じながらも「社会ってこんなもん」と自分を納得させながら過ごす日々。
しかし、ある年の人事異動により状況が激変しました。理不尽な業務量により忙殺される毎日が始まったのです。周囲からの助けや理解も得られず、「なんで自分だけこんな目に合うんだろう…」とひとりで悩み続けていました。
そんな生活を続けるうち「このままでは、自分の心身が壊れてしまう」と強い危機感を抱き、自分の身を守るために行動を始め、公務員を退職するに至ったのです。
もしあのまま思考停止で公務員生活を続けていたら、今頃はどうなっていたかわかりません。かなりの高確率でうつ病などを発症していたのではないでしょうか。
公務員を退職した今では、フリーランスのブロガー・ライターとして楽しくお金を稼ぎながらストレスのない生活を送っています。
ここで提案なのですが、あなたも今から対策を打っておきませんか？
あらかじめ準備をしておくことで、いざというときに選択肢を増やすことができます。精神的に追い詰められてなお公務員にしがみつき、心身の健康を損なってしまう…そんな最悪の未来を避けることができるでしょう。
各種法令による制限を受けている公務員ですが、在職中でも自分の身を守るために打てる手はあります。
- 筆者が脱公務員を意識するようになってから始めたこと
- 在職中は知識不足で始められず、退職後に後悔していること
下記のnote記事ではこれらについて紹介しているので、「公務員生活に不満はあるが、なにをすればいいかわからない」という人も行動を始めやすくなるでしょう。
- 記事の前半：公務員組織の現状と将来予測
- 記事の後半：在職中の公務員が今日から取るべき対策
記事はこのような二部構成になっています。もともとは別の記事としてリリースする予定だったものを1本にギュッとまとめました（その結果としてかなりの大ボリュームに…）。前半の情報が頭に入っていないと、後半の「対策」に取り組む人の割合がガクっと下がってしまうと考えたためです。
記事の執筆にあたっては、信頼できる公的資料をベースにするのはもちろんのこと
- 元公務員として、内側からの視点
- フリーランスとして、外側からの視点
この両面から分析することではじめて見えてきた内容を数多く記載しています。まずは前半部分で、あなたを取り巻く職場環境がなぜ悪化していくのかを把握してください。そのうえで、後半部分で解説している対策に取り掛かるのがおすすめです。
「泥船」という例えのとおり、行動を起こすのも実際に逃げ出すのも早い者勝ちです。早期に行動を始めることで、半年後・一年後には周りの職員と大きな差をつけることができるでしょう。
note記事の冒頭部分（2,000文字以上）は無料で読めるため、気になった人は一度ご確認ください。
※販売部数が増えるごとに値上げしていく予定なので（購入していただいた方に申し訳ないので、値下げは絶対にしません）、購読するならお早めにどうぞ。
『20代で公務員を辞めたい人が取るべき行動7つ』のまとめ
20代で公務員を辞めたいと感じたときは、感情的に決断するのではなく、冷静に計画的な準備を行うことが重要です。退職の理由を明確にし、自分の強みや興味を再確認しながら、転職市場やスキルアップの情報をしっかりと収集しましょう。さらに、異動希望を出すことや、キャリアカウンセリングを活用することで、最適な選択肢を見つけることができます。
しっかりとした準備と計画があれば、20代の若さを活かして新しいキャリアに挑戦し、成功をつかむことができるでしょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました！
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